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中国株解説

招商銀行(03968) チャート&ニュースで分かる中国株

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1218招商銀行

チャート分析 

RSIが売られ過ぎ水準である70以下から底上げし、チャートでは調整を経て、20日移動平均線を回復し、出来高を伴いながら陽線で引けた。

ココだけ最新情報 シティが招商銀行を買い推奨 目標価格19HKドル

 シティ銀行は、招商銀行(03968)の評価を「中立」から「買い」へと推奨し、目標価格を13.88香港ドルから19香港ドルへと値上げした。長期に渡り招商銀行の資産バリューが低迷する状況はもう過ぎたと伝えた。今後、招商銀行が注力する零細企業向け融資(MSE)および個人銀行業務が株主還元率を高め、株価バリューを上回るパフォーマンスを出せる見込みである。銀行業界全体を見渡すと、招商銀行は、その他の建設銀行(00939)、農業銀行(01288)および重慶農業銀行(03618)、民生銀行(01988)やハンセン銀行と比べると最も優良銘柄とした。

 シティ銀行によると、招商銀行は近日自社株を市場へ流通させているが、株価バリューが大幅に減少する要素はすでにかなり少なくなっているという。また、招商銀行が2012年より開始した零細企業向け融資(MSE)が成果を上げ始めている。シティの予測によると、2013-2015年までMSEの新規融資が80%以上を占め、来年かけての比率は増加をたどっていくとみられる。現在、招商銀行は充実した資本力に加え、労働組合リスクが低いことから、株価は合理的な割安水準にあるといえる。

翻訳出典=アスダック財経新聞

編集長お解説コーナー 

 中国の中小企業では、4大銀行の融資を獲得することは難しく、こういった民間銀行は貴重な存在である。さらに、「三中全会」では、「シャドーバンキング」問題を解消する方法として、中小・零細企業の融資を緩和する方針を打ち出したのは記憶に新しい。これを真っ先に受ける銀行株がこの招商銀行といえる。PERも6.28倍と銀行株全体も含めて低い水準にあることも注目すべきポイント。

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BYDエレクトロニック(00285) チャート&ニュースで分かる中国株

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BYD電子


チャート分析
12月5日に急騰で、4ヶ月ぶりの高値である4.5香港ドルを付けた。その後に、わずかながら調整し、フラッグ型押し目買いのシグナルを示している。

ココだけ最新情報

 メリルリンチ BYDエレクトロニック「買い」、目標価格6.7HKドル

 米投資銀行メリルリンチがBYDエレクトロニックの2014年の利益が前年比で85%増加と予測したことより、「買い」と評価し、目標価格を6.7HKドルとした。世界的なブランド製品の開発が短期的な起爆剤となる見通しだ。2014年における営業利益も11%増加する見通し。

 メリルリンチによると、現在携帯機器ケースにおけるBYDエレクトロニックのシェアは60%近く、小売価格や粗利益の増加が収益率の増加に寄与する見通しに加え、その設計が独特でデザインが洗練されているため、将来2~3年かけてシェア拡大が期待できるという。

 BYDエレクトロニックの生産能力およびブランド力を考慮すると、2014年度の携帯機器ケースの市場成長率が約78%に達し、1株当たり利益率も85%増加する見込みで、同業他社よりも優位に位置する。

翻訳出典=騰迅財経

編集長お解説コーナー

 BYD電子(エレクトロニック)は、かの有名なBYD自動車の傘下の電子部品メーカー。BYD自動車と同種かと思われがちだが、肝心なのは電池を作っているわけでもなく、自動車部品を作っているわけでもない。主な事業は携帯電話の部品・モジュール製造、携帯電話機の組立サービスで、携帯電話のマイクフォンやキーなど内部の電子部品の製造も行う。近年3Gスマホの普及がBYD電子にとって追い風となっている。

 メリルリンチが言う「世界的なブランド製品の開発」は如何なるかは神のみぞ知る?!が、現在中国国内のスマホ市場は急成長しており、その中でBYD電子は競争上優位な立場にある。また、BYD電子では技術力の向上を図っており、国際的なOEM(他社ブランドの製造請負)になる可能性も十分にある。何よりもBYD自動車の創業者である王伝福氏がオーナーであるわけだから、その経営手腕にも期待しよう!

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王伝福----1966年2月15日、安徽省の貧しい農村生まれ。幼少期から父母を相次いで亡くし、苦学を経て、1987年に中南大学冶金物理化学学部を卒業した後、北京有色金属研究院にて勤務。1995年に辞職し、BYDを創業。わずか数年の間に中国1位、世界2位の充電電池メーカーへと成長させる。2003年に自動車業界へ参入。

現BYD総裁兼取締役CEO、BYD電子主席。

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中興通訊・ZTE(00763) チャート&ニュースで読む中国株

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1121中興

チャート分析 

 30日移動平均線を下回った株価は16香港ドル付近でサポートされ、チャートが再度30日移動平均線を上回り続伸。

 短期移動平均線すべてが30日移動平均線をゴールデンクロスしかけている。MACDも買いシグナルを出した。

ココだけ最新情報 シャープが中興通訊(ZTE、00763)へ液晶パネル「IGZO」を提供 

 日本液晶パネル大手のシャープが省エネ型液晶パネル「IGZO(イグゾー)」をスマートフォン向けに外販することを決めた。報道によると、シャープが現在ノートパソコンおよびタブレット型端末向けにイグゾーパネルを販売していたが、スマートフォン型イグゾーパネルの価格は通常型の2倍以上であるため、これまで自社のスマホに限定していた。IGZOは高画質で消費電力が少ないのが特長で、現行型の液晶と比べる消費電力を8割以上減少させること可能だという。

 月内にも、亀山第2工場で生産を開始し、中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)向けに供給する。米国調査会社IDCの資料によると、2013年4月ー6月ZTEのスマホの世界シェアは4.2%で、5位だという。11月21日

翻訳出典=財華社香港


中興が2014年初めに「スマート時計」の発表を計画

 中興通訊(00763)執行副総裁兼携帯事業責任者の何士友(か・しゆう)氏は英国「フィナンシャルタイムズ」の取材を受けた際に、ZTEは現在「スマート時計」や「スマートメガネ」などの装着できる技術を研究開発しており、「スマート時計」に関しては2014年上旬に発表する見通しで、後者に関してはさらなる研究開発の期間を要することを明らかにした。

 何氏によると、ZTEはスマートフォン製造メーカーで世界3位以内を目指しており、合併や買収を通じてシェアの拡大を考えているという。11月19日

翻訳出典=騰訊財経

編集長お解説コーナー 

 スマホ市場はどの企業でも欲しい金の卵みたいなもの。スマホはいわゆる先進国だけでなく、新興国や途上国ではまだまだ拡大できる伸び盛りの市場。中興のスマホは価格もサムスンやアップルよりも割安で、今回液晶パネルにシャープ製を採用したということは、品質面でも全面的に高める狙いだということをお分かり頂けるのではないでしょうか。さらに、中興などの中国系通信企業はアフリカなどで通信設備インフラ建設を請け負っている場合が多いので、価格面の優位性もあって途上国でのシェア拡大は期待できるに加え、中国国内でもいよいよ4Gネットワークが開始され、その恩恵を受ける企業でもある。

 成長株どころか「中国発世界のリーディングカンパニー」にも成りうる企業がこの中興通訊(ZTE)なのだ。今がチャンス!



編集後記

 シャープがIGZOパネルを初めて中国企業へ供給とのニュースは日本の新聞で報道された。実は素材や部品関連ではアジアでは日本企業が技術的に優位に立っている。だから、中国企業における高品質・高技術への転向は、自然と日本製品への需要が増えることとなり、日本経済にとってもプラスなのだ。

 「スマホ時計」は実にうまいアイデア。携帯の持ち出しは面倒くさいし、将来的に薄型化、軽量化していけば、十分に腕に時計のような装着品になっていくように思える。しかし、これではテストのときにカンニングし放題じゃないか!?いずれは試験時に腕時計持ち込み禁止の時代が来るかな?
iwatch
発売が予定されているアップル・iwatch


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復星医薬(02196) チャート&ニュースで分かる中国株

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1119複星医薬
チャート分析 

 10月急騰後11月にかけてフラッグ型の調整が出現する。その後10月の高値を突破し、さらに上昇する勢いを見せている。ボリンジャーバンドではバンドウォークの動きを示している。

ココだけ最新情報 三中全会で私立病院における医療保険の適用を認可

 証券時報網11月18日付の記事によると、「共産党中央の改革促進に関する問題の若干なる決定」(以下「決定」と記す)では、非営利医療機関および病院の設立の支持について言及している。社会資源が公立病院の再編および多くの必要とされる医療サービスへ投資されることを可能にするとともに、国家が民営資本による医療サービスへの参入に対する政策支持は拡大し続けている。10年以内に、医療市場にも本格的な競争が始まり、民営医療機関が公立病院へ挑戦する実力を持つと述べている。

民営病院での医療保険加入を初めて提言

 「決定」では、初となる「医療保険を私立医療機関へ適用させる」ことを提言し、民営病院の発展にとって強烈な追い風となる。業界人物によると、「すでに私立病院の割合が80%前後に達する台湾は良い例になる」とした上で、「現在経済転換期における医療サービスはほとんど民間企業によるもので、投資は少しずつ増えていくだろう」と語った。

 準備万端の復星医薬はすでに私立病院の成果を味わっている。当社は早くも2010年に医療サービスチームを立ち上げて中国国内病院に対し投資を開始し、現在すでに4軒の病院を所有し、1軒の病院に運営参与している。復星医薬の中間期決算によると、今年上半期に3つの病院で1億6590万元の収入を実現した。復星医薬の取締役会長の郭氏は、中国で500の病院に投資する計画だと語った。

翻訳出典=証券時報網

編集長お解説コーナー 

 まず、中国国内の医薬業界についてだが、国内人口の高齢化に加え、政府が医療衛生事業へ集中的に資源を投入し、国民一人当たり所得の向上も中国医薬業界にとって追い風である。

さらに、復星医薬は10月30日、2013年1-9月決算(中国会計基準)を発表し、売上高は前年同期比31.24%増の70億7078万938元、営業利益は25.30%増の18億6885万1588元、純利益は27.06%増の13億8907万9631元と収益の方も右肩上がりで、ノリに乗っている銘柄ではないでしょうか。

編集後記

 中国では、日本のように個人経営のクリニックはなく、全部大型の公立病院で基本的に数が足りないので、各病院ではいつも長蛇の列の患者が看病待ちの状態。だから、規制緩和で私立病院の需要は確実にあるのだが、私立病院もまた、大した病気もないのに手術を薦めたりと、金銭至上主義の傾向が強い。ともかく、命預かる分医療関係を一産業で語るのは簡単ではない・・・


中国病院列並ぶ
総合病院の受付で並ぶ患者

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康師傅控股(00322) チャート&ニュースで分かる中国株

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1118康师傅 (2)


チャート分析 

11月の急騰から一服した後、30日移動平均線に支えられて、出来高を伴いながら上昇。

MACDもゴールデンクロスした。


康師傅:ベビーフードの和光堂と合弁設立 中国で粉ミルク販売へ  

 アサヒグループホールディングス傘下の老舗ベビーフードメーカー、和光堂(東京都千代田区)はこのほど、康師傅(00322)と提携し、月内に上海市に合弁会社を設立すると発表した。

 合弁会社の出資比率は和光堂が55%、康師傳が45%で、来年春にも中国市場で乳幼児用調製粉乳(粉ミルク)を販売する計画という(11月4日)


編集長お解説コーナー①

 ここで、康師傅の動きを追ってみよう。

 11月1日株価上昇の元となったニュース。中国政府主導による粉ミルク業界の再編で、輝山乳業や現代牧業などの乳業株が市場で注目集めているときに、まさにこのトレンドを狙い打ちしたかのようなニュースだった。


康師傅:台湾上場の兄弟会社、「偽装食用油」使用が明らかに  

 「偽装食用油」問題で揺れる台湾で、康師傅(00322)の兄弟会社も問題の食用油を使用していたことが3日、分かった。

  4日付け地元紙によると、この兄弟会社は台湾に上場する大手食品メーカーの「味全食品工業股フェン有限公司」で、康師傅(00322)と同じく頂新国際集団の傘下にある。(11月4日)


編集長お解説コーナー②

 その直後に出た、「偽装食用油」問題。株価はそこから一転下落へ転じ、11月1日の上昇幅をすべて打ち消すほど下落した。その後、下げはストップし、康師傅側も「偽装食用油」の使用を否定し、この件は一件落着した。

康師傅:13年1-9月決算は13.8%減益

 康師傅(00322)は18日、2013年1-9月決算(香港会計基準)を発表した。売上高は前年同期比17.83%増の88億1255万7000米ドル、粗利益は19.80%増の27億2427万6000米ドル、純利益は13.79%減の3億8254万6000米ドル。EPSは0.0684米ドル(希薄化後:0.0682米ドル)。(11月18日)


編集長お解説コーナー③

 そして、今日の決算発表では、純利益が13%減と厳しいニュースに見えるが、売上と粗利益が増加しているので、康師傅のビジネス自体はうまくいっていること示している。実際の売上も年々右肩上がりで、将来的に見ても、農村から都市へと移り住む人が増えるにつれ、康師傅のカップ麺やジュースを手にする人も増えるでしょうし、一般食品なので景気変動の影響も受けにくい。

編集後記
 
 日本では馴染みがないが、康師傅といえば、中国では誰でも知ってるカップ麺やジュースを作っているところ。カップ麺では元祖「牛肉麺」を出しているところで、日本のラーメンにはない独特の味が食欲を注ぐのだ。


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康師傅牛肉麺専門店

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