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編集長・森ススムが日々大量の中国株情報より厳選企業をピックアップ!
1119複星医薬
チャート分析 

 10月急騰後11月にかけてフラッグ型の調整が出現する。その後10月の高値を突破し、さらに上昇する勢いを見せている。ボリンジャーバンドではバンドウォークの動きを示している。

ココだけ最新情報 三中全会で私立病院における医療保険の適用を認可

 証券時報網11月18日付の記事によると、「共産党中央の改革促進に関する問題の若干なる決定」(以下「決定」と記す)では、非営利医療機関および病院の設立の支持について言及している。社会資源が公立病院の再編および多くの必要とされる医療サービスへ投資されることを可能にするとともに、国家が民営資本による医療サービスへの参入に対する政策支持は拡大し続けている。10年以内に、医療市場にも本格的な競争が始まり、民営医療機関が公立病院へ挑戦する実力を持つと述べている。

民営病院での医療保険加入を初めて提言

 「決定」では、初となる「医療保険を私立医療機関へ適用させる」ことを提言し、民営病院の発展にとって強烈な追い風となる。業界人物によると、「すでに私立病院の割合が80%前後に達する台湾は良い例になる」とした上で、「現在経済転換期における医療サービスはほとんど民間企業によるもので、投資は少しずつ増えていくだろう」と語った。

 準備万端の復星医薬はすでに私立病院の成果を味わっている。当社は早くも2010年に医療サービスチームを立ち上げて中国国内病院に対し投資を開始し、現在すでに4軒の病院を所有し、1軒の病院に運営参与している。復星医薬の中間期決算によると、今年上半期に3つの病院で1億6590万元の収入を実現した。復星医薬の取締役会長の郭氏は、中国で500の病院に投資する計画だと語った。

翻訳出典=証券時報網

編集長お解説コーナー 

 まず、中国国内の医薬業界についてだが、国内人口の高齢化に加え、政府が医療衛生事業へ集中的に資源を投入し、国民一人当たり所得の向上も中国医薬業界にとって追い風である。

さらに、復星医薬は10月30日、2013年1-9月決算(中国会計基準)を発表し、売上高は前年同期比31.24%増の70億7078万938元、営業利益は25.30%増の18億6885万1588元、純利益は27.06%増の13億8907万9631元と収益の方も右肩上がりで、ノリに乗っている銘柄ではないでしょうか。

編集後記

 中国では、日本のように個人経営のクリニックはなく、全部大型の公立病院で基本的に数が足りないので、各病院ではいつも長蛇の列の患者が看病待ちの状態。だから、規制緩和で私立病院の需要は確実にあるのだが、私立病院もまた、大した病気もないのに手術を薦めたりと、金銭至上主義の傾向が強い。ともかく、命預かる分医療関係を一産業で語るのは簡単ではない・・・


中国病院列並ぶ
総合病院の受付で並ぶ患者

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